2008年10月19日日曜日

Lost in Translation (Sofia Coppola, 2003)


お久しぶりです。

暇がない!!!!!!!笑
何でこんなに忙しいんだってくらい勉強に追われてる毎日でございます。

学校が始まって中盤にさしかかりました。
この前ミッドタームテストが終わって、
今週末だけちょっと一息つけそうです。。。


ということで、前からどうしても、どーーーしても見たかったこの作品。
Lost in Translation。
スカーレット・ヨハンソンの出世作であります。

ホントにいい演技してます。

舞台は東京です。
この題名の通り、主人公たちが通訳のない世界で過ごす東京。
僕もアメリカに来て経験したこのもどかしさ、伝わらないことの苛立ち、
身にしみて感じました。

テーマはずばり、『伝えること』としましょう。笑


言葉が通じてても伝わらないことがある。
それは心。
心を通じ合わせるには軽いジョークや愛の言葉だけでは足りないのです。
ボブとシャーロットはお互い違う目的で東京に来た。
ボブは自分の仕事、それから妻との距離を少し撮りたいという名目で。
シャーロットは夫の仕事の関係で。

シャーロットは夫が自分のことをかまわず、放っておかれることがとても嫌に見えた。
そしてその上たまたま夫が知り合いのモデルと遭遇する。

ボブは自分の仕事での通訳のあまりの大雑把さに嫌気がさしていた。

2人はバーで顔を合わせて、意気投合し、お互いのことを知ろうとするようになる。
年の差はあっても自分の意見を通じ合わせることが出来た。
それはシャーロットの夫よりも、ボブの妻よりも、正確で穏やかな意思の疎通だった。

伝えることとはただ単に言葉を発することではなく、
相手を理解し、自分を理解してもらうという、
相互作用なんだとこの映画は言おうとしていると思った。

Relationshipとはそういうもんなんだろう。
お互いが安心出来ないような関係じゃなければ、
それはすぐにもろくも崩れる。




今、授業でcommunication theoryというクラスを取っています。
大事ですね。笑

それにしてもこの映画も東京をすごく綺麗に撮っている。
やっぱり日本は他の国の人から見て、
華やかで、大都会というイメージなのだろうな。

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